てきとうレビュー・・・プレイステーション

●グルーヴ地獄V
グルーヴ地獄ファイヴ。いきなりファイブ。
人生でもいきなりSUBSTANCE Vなるアルバムを発表していましたな。
電気グルーヴのピエール瀧監修のゲーム。ジャンルはクソゲー。
でも実際はクソゲーではない。シーケンサーとミニゲームの詰め合わせになっている。
金を稼いでガチャガチャを回して音ネタを集めてシーケンサーで遊ぶという流れだ。
フロッガーのパクリのキノコ or DIEや心霊写真鑑定人が実入りが良い。
ひたすらガチャガチャやっていればいつかエンディングの一枚絵が見れるはず。
ちなみに瀧は電気ANN内でちょいちょいゲームのアイデアを喋っていた。
じゃんけん世界一選手権と1000本ノックのネタを喋っていて、それは次回作のバイトヘルで採用された。
ピエール瀧は何でもそつなく仕事できる人だなぁとメロン牧場を読んでた矢先に逮捕されてしまった。
誰もが卓球の方が先に逮捕されると思っていたのに。
(2024 08/12)

●バイオハザード
生き物危険(ババーンキャー)でお馴染みのバイオハザード1。
完全固定のカメラ画角とラジコン操作の相性は抜群で、我々は初遭遇のゾンビになすすべもなく開発者の思惑通りむしゃむしゃ食い殺されてしまった。
ゾンビパニック物であるものの、早々にゾンビより上位存在のクリーチャー達が大勢登場してるのもなんか豪華。
オカルトな現象由来ではなく人体実験の末に出来た怪物達というバックボーンだったり、洋館内そこらに散らばっているテキストから読み取れる異常事態など世界観の構築にも余念がない。
SFCからPS1にそのまま客が移動したのは、解像度も含めて画面から発信される情報量が格段に増えた所にある。
今でこそチープに見えるポリゴンだけど、当時は大衝撃の説得力を持った代物で、物語の導入から脱出まで映像美術として完成されたエポックメイキングな一作だ。
FCやSFCの進化も解像度と説得力の強化の歴史なのだけれど、何も知らない子どもから大人たちにまで知らしめる説得力はこのゲームまでなかったんじゃないのと思う。
(2025 04/04)

●バイオハザード2
バイオハザード1の大ヒットを受けての続編。
洋館からラクーンシティへ舞台は変わり、主人公も新キャラ二人が登場。
なんか1ほど怖くなくなっちゃった。ゾンビも前作ほど小汚くないっていうか、なんか綺麗なんだよな。ハゲてないし。
ゾンビ化のネタバレした後日談だからってのもあるけど、1ほどの訳わかんなさは無い。
最初のマップからゾンビがいっぱいふらふらしてるし、なんか情報過多かなぁ。さっきと言ってること違うけど。
でもタイラントという敵だけ抜群に良かった。大柄のコートを着た謎の怪人が無言でのしのし歩いて追っかけてくるっていいでしょ。
強化形態はスーパータイラント。スーパーサイヤ人のノリじゃん。
(2025 04/04)

●バイオハザード3
もう完全に怖くなくなっちゃった3。最早ゾンビはただの的でしかない。
追跡者なるモンスターもいるけどこっちも対抗手段はたっぷりあるしなぁ。びっくりするけど怖くはない。
急に出てきてロケットランチャー撃ってくるのと怖くて先に進めないってのは怖さの質が違うだろう。
でも、アクションゲームとしてみたら圧倒的火力でストレス無しで進めるから面白い。
隠しアイテムに隠しモードも隠しコスチューム盛りだくさん。至れり尽くせり。
(2025 04/04)
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